2011年11月26日

おすすめのクラシック音楽入門★モーツァルト:交響曲第40番

天国の音楽として誰もが一度は耳にしたことがある名曲です。
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=5e2f-GcvNk4


モーツァルトのかなしさは疾走する。

涙は追いつけない。


詩人の谷川俊太郎は「死ぬということはモーツァルトを聴けなくなることだ」と言っている。


あくまでも華麗に美しいメロディを聴いていると、読書も進みます。

頭がよくなるモーツァルト、という研究結果もあるぐらい。


それはともかくとして、クラシック入門としても最適です。

下記に紹介しているCDはモーツアルトの三大傑作交響曲が入っているとてもお得なCDです。

プレゼントとしてもいいかも。


★モーツァルト:交響曲第39番、第40番、第41番「ジュピター」(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G7PH/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


★モーツァルト:交響曲第39番、第40番、第41番「ジュピター」(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/78rnp8e




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2011年11月19日

おすすめのクラシック音楽入門★マーラー:交響曲第1番『巨人』

おすすめのクラシック音楽入門★マーラー:交響曲第1番『巨人』

新しき伝説の名曲
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=pCa38xYXPqM

原題は「タイタン」。

この「巨人」は、マーラーの交響曲作曲家人生の幕あくとなる、記念すべき作品。
作曲家としてのマーラーは、ハイドンに始まり、モーツァルトを経てベートーヴェンによって完成された交響曲正統派の流れの最後に位置する。

交響曲を、これ以上の発展はないというところまで行きつかせたのがマーラーだ。

本曲はマーラー入門としてピッタリの曲ですね。

初冬に聴くには「もってこい」の静謐な名曲です。
紅茶を飲みながら、どうぞ。

下記で紹介しているのは「小澤征爾,ボストン交響楽団」のCDですが、絶品です!
「とりはだ」ものです。


★マーラー:交響曲第1番『巨人』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0029PY3RA/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


★マーラー:交響曲第1番『巨人』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/7ydtfq5

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2011年11月12日

おすすめのクラシック音楽★ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』

名曲を寄せ集めた名曲
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=TgN4kmvbIw0

この曲のタイトルがいう「新世界」とはアメリカのこと。

では、旧世界とは? ヨーロッパだ。


作曲者のドヴォルザークはチェコが生んだ最大の作曲家。

ドヴォルザークは1892年にアメリカに渡り、ニューヨークの音楽院の院長に就任。

このニューヨーク時代に、アメリカ各地をまわり、音楽の「採集」をした。

こうして集めた「新世界」の音楽の材料をもとにしたのがこの曲だ。



第2楽章は「家路」という歌としても知られている。
  ↓
http://www.youtube.com/watch?v=BMjTrYLzV4Q

「遠き山に日は落ちて」と書けば、メロディが思い浮かぶ人も多いだろう。



聴けば希望が湧いてくる名曲中の名曲です。

人生、一度はじっくり聴いてみたい。


★ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000PGTE38/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


★ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/7joyw3a

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2011年10月22日

おすすめのクラシック音楽入門★ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』

日本で最も有名なクラシック音楽
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=4du7kv9gIeo

誰もが、この曲の冒頭の「ジャジャジャジャーーーン」というところは知っているでしょう。

でも、第4楽章を聴いたことがありますか?

僕はこの「運命」の力は第4楽章にこそあると思います。
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=SRkmL-Q0eFU


自分を勇気づけたい時、大きな仕事をする時、僕は必ずこの第4楽章を聴きます。

一家に一枚あっていいクラシック音楽超入門曲ですね。



▼ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000I0S89C/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


▼ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/3ke83vw

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2011年10月15日

おすすめのクラシック音楽、クラシック音楽入門★オルフ:世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』

おすすめのクラシック音楽、クラシック音楽入門★オルフ:世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』

酒、女、恋を壮大に歌い上げる!
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=QEllLECo4OM

もともと、カルミナ・ブラーナというのは、13〜14世紀にヨーロッパ中部を中心に放浪していた聖職者や吟遊詩人による歌曲集で、フォークソングで言えばホーボー・ソング集みたいなもの。

「料理の鉄人」のテーマ音楽にも使われていた。

全てのものは運命によって支配されるという、運命の力の偉大さが歌われる。

運命の力を感じているあなたに!


▼オルフ:世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000M5B9NK/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


▼オルフ:世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/429ccgx



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2011年10月08日

おすすめのクラシック音楽★ショスタコーヴィッチ:『交響曲第5番 革命』

これを聴けば鼓舞されること間違いなし!!の曲
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=uAm7eH1MCiE

この作品は、1937年のソビエト革命20周年記念日にムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルハーモニーによって初演されたため「革命」の名前がついた。

しかし、ショスタコーヴィッチは「この交響曲のテーマは人間性の設定」と言っている。

まるで、ベートーヴェンの「運命」と一緒だ。

自分の人生を「革命」したい人にはうってつけの名曲です。


▼ショスタコーヴィッチ:『交響曲第5番 革命』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FOSKJ8/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


▼ショスタコーヴィッチ:『交響曲第5番 革命』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/3zmo3nq



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2011年10月01日

おすすめのクラシック音楽入門★ロドリーゴ:『アランフェス協奏曲』

スペインの憂愁が漂うギター協奏曲。
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=RxwceLlaODM


この曲を「超」がつくほど有名にしているのは、何と言っても第2楽章での甘く切ないイングリッシュ・ホルンの音色とギターの絡みあうところだ。

作曲者のロドリーゴはスペインの盲目の作曲家で1999年まで存命だった。

曲名の「アランフェス」とは、マドリードの近くにある夏の離宮のある古都。

この曲を聴いて「チック・コリアが作ったのかと思った」なって思っている人も多い。

あらゆるジャンルのミュージシャンがアレンジしたくなる名曲だ。


▼ロドリーゴ:『アランフェス協奏曲』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005GVQT/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


▼ロドリーゴ:『アランフェス協奏曲』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/69bxrc6

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2011年09月18日

おすすめのクラシック音楽入門★ドビュッシー:『牧神の午後への前奏曲』

狂おしいまでに官能的なけだるさ。
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=PZry61T5_g4

一般にドビュッシーあラヴェルなどのフランスの作曲家を「印象主義」ということが多いが、そもそもマネやシスレーなどの画家たちの19世紀後期絵画の画風をさしたもの。


繊細な色彩感や複雑なリズムの多用など感覚的な音色が特徴だ。


この『牧神の午後への前奏曲』は、彼の残した数多い作品のうちでも最も親しまれている曲の1つ。


牧神がまどろみ、そのけだるい午後の暑さの中で、妖精たちとの夢ともうつつともつかない交流を音楽化したもの。



最もドビュッシーらしい作品だ。



▼ドビュッシー:『牧神の午後への前奏曲』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000I0S8QK/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


▼ドビュッシー:『牧神の午後への前奏曲』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/443byy3

posted by ホーライ at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月11日

おすすめのクラシック音楽入門★ラヴェル:『ボレロ』

映画「愛と哀しみのボレロ」の中で、エッフェル塔をバックにジョルジュ・ドンが躍ったことで、一躍脚光を浴びたラヴェルの「ボレロ」
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=d92hGQK02Ks


ボレロとは、そもそもスペインの民族舞踏で、ギターの伴奏により踊り手がカスタネットでリズムをとりながら踊る4分の3拍子の舞曲。



小太鼓がひたすら、同じリズムをこの曲の間、ず〜〜〜〜〜と、叩いている。

その繰り返し数は169回!!


聞えるか聞こえないリズムから始まり、最後はフルオーケストラで打ち上げ花火のよう「ボン!」と終わるフィナーレは圧巻だ。

(どう聞いても、水戸黄門のテーマにしか聞こえない時期もあったが。。。。)


▼ラヴェル:『ボレロ』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000I0S8JC/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


▼ラヴェル:『ボレロ』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/43xse8z



★「おすすめクラシック入門」
     ↓
https://sites.google.com/site/classicalmusicsite2/

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2011年08月27日

おすすめのクラシック音楽入門★ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番』

聴けば、自信が湧いてくる。
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=rNrTNZcktSA

映画に使われた名曲と言えば、必ず引き合いに出されるのが、このラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だ。

特に第3楽章に出てくるメロディは、何回、スクリーンに登場したことだろう。
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=fU2W77usiXM


そもそも、ラフマニノフはシンフォニーの第1番が不評だったため、ノイローゼになり、3年間も作曲できなかった時期、精神科医から「次は大傑作になる!」と暗示療法を受け、見事に立ち直り、大成功を収めたといういわくつきの曲なのだ。

あなたも自信を失った時は、ぜひ、これを聴いてカムバックを果たしてください。

曲の冒頭の鐘を鳴らしたような出だしが、印象的だ。


現代最高のラフマニノフ弾き、アシュケナージが演奏した名盤で、お楽しみください。


▼ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FLPS/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


▼ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/42fckv2


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2011年08月13日

ボロディン:『だったん人の踊り』

ジャズナンバーとしてもおなじみの名曲。
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=wnl_UYasQvU


原作は日曜作曲家だったボロディンが書いた未完のオペラ「イーゴリ公」の第2幕に登場する「だったん人の踊り」。


物語は12世紀キエフ公国のイーゴリ公が、東の遊牧民ポロヴェッツ人(だったん人)と戦い捕虜になるが、敵将の懐柔に負けず、ついには、母国に復帰する、という愛国物語。



「だったん」とは「タタール」の中国語読み。

この曲を聴くと、オーボエを吹きたくなります。

野性的な中央アジアのムードを楽しみましょう。


▼ボロディン:『だったん人の踊り』(アマゾン) 
   ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FLCU/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


▼ボロディン:『だったん人の踊り』(楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/3wnkyzc


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2011年08月06日

元気づけてくれるクラシック音楽★シベリウス:交響詩『フィンランディア』

僕が大学3年生の時に演奏した「フィンランディア」。

今年、我が家の次女も演奏することになった。

日本語に訳すと「フィンランド賛歌」

ロシア圧政のもとから、フィンランドの自国の人々を勇気づけるためにシベリウスが作曲した。
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=YV25XzI460k


曲は北欧の重い空気を思い出させる重厚な演奏から始まる。

しかし、そこから、世界をツンザクような「トランペット」のファンファーレが始まる。

この印象的なファンファールは曲の最後まで続くテーマだ。

最後は国を愛する国民の歓喜に包まれて曲は終わる。

感動的です。



▼シベリウス:交響詩『フィンランディア』(アマゾン) 
   ↓
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   ↓ 
http://tinyurl.com/3vyzbz3


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2011年07月31日

お勧めのクラシック音楽入門★リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェーラザード』

めくるめく千一夜の世界へ誘う音楽。

なんという華麗で官能的な旋律だろう。
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=bQMWpG06H3M&feature=related


『シェーラザード』を聴く人は、誰もがバイオリンのこわくてきな音色に魅せられて、一瞬にしてアラビアン・ナイトの世界に引きずり込まれてしまうに違いない。

『シェーラザード』は、アラビアン・ナイトの語り部の王妃の名前。


「オーケストラの魔術師」と言われたリムスキー=コルサコフの華麗な管弦楽法を聴く。

その色彩的な楽器の使い方は、まさに名人芸だ。



▼リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェーラザード』(アマゾン) 
   ↓
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▼リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェーラザード』 (楽天)
   ↓ 
http://tinyurl.com/3wontrr


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2011年07月25日

3年は楽しめるお勧めの音楽★リヒャルト・シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』

映画「2001年宇宙の旅」で使われたことで有名になった曲。

ファンファーレを思わせるトランペットのからティンパニーが乱打され一挙に盛り上がる導入部は、なにやら英雄の登場を予感させる。

題名はニーチェが書いた哲学書に基づいたものので、超人ツァラトゥストラ(ニーチェ自身のこと)が語る様々な観念を描写した交響詩の代表的な作品だ。


決戦の金曜日の出かける前にピッタリの音楽です(って、どんな曲だ?)

下記のアルバムは天才ズービン・メータ指揮で、ムソグルスキーの「展開の絵」も入っている超おすすめのアルバムです。



▼リヒャルト・シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』(アマゾン) 
   ↓
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   ↓ 
http://tinyurl.com/4yln65t




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2011年07月10日

お勧めのクラシック音楽入門★マーラー:交響曲第5番

世の中には認められないで不遇をかこつ人がいる。

マーラーも作曲家としてはなかなか認められなかった。

「やがて私の時代が来る」と強がりを言いながら悩んでいた。

そして、彼の予言は当たったのだ。

20世紀後半になってマーラー・ブームとも呼べるほどの大人気を博した。



ブラームス、ブルックナーで交響曲の系譜は終わったかに見えた19世紀末、あくまでも交響曲にこだわったマーラーだが、生前はいい評価を得なかった。

この第5番の第4楽章は、ヴィスコンティ監督の映画『ベニスに死す』に用いられて注目された。

原作者トーマス・マンは主人公をマーラーと想定したというが、映画でも音楽家として登場させている。

マーラーの曲には巨大な「フォース」を感じる。

叙情的でアルファ波を出してくれそうな、マーラーに乾杯!



▼マーラー:交響曲第5番( バーンスタイン指揮、ウイーンフィル)(アマゾン)
 
   ↓
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2011年06月18日

お勧めのクラシック音楽★チャイコフスキー:弦楽セレナード

セレナードとは、もともとは恋人の窓辺で演奏する恋歌のことをいったのだが、18世紀以降は王侯貴族の食事や行事などで演奏する器楽曲、あるいは管弦楽曲となった。

チャイコフスキーはことのほか日本人好み。

このセレナードも尊敬するモーツァルトのセレナードに似せて、弦楽5部(弦楽四重奏+コントラバス)だけで演奏する4つの楽章を書いた。

いかにもチャイコフスキーらしい甘い叙情性と均整のとれた古典的な美しさを、弦楽だけで表現した名曲だ。

曲の出だしはきっと誰でも一度は聴いているはず。


今日、紹介するアルバムは世界に誇るサイトウ・キネン・オーケストラを小澤征爾が振っている。

地上のモノとは思えぬ、美しい弦楽の世界を堪能してみましょう。

このアルバム中のモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」も絶品です!!



チャイコフスキー:弦楽セレナード/モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジー
(アマゾン)





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2011年06月05日

クラシック音楽入門●おすすめのクラシック音楽★ムソグルスキー:組曲『展覧会の絵』

展覧会で絵を観ていたら、突然、絵から音楽が聞こえてくる・・・・・・
そんな経験、無いですよね。

ところがムソグルスキーはなぜか音楽が聞こえてきた。

これは最初、ピアノの曲だったのだが、「音の魔術師」ラヴェルの手になる編曲で、一気に大ブレイクした。

皆さんも最初の出だしはきっと聞いたことがあるはず。



下記のアルバムは「オーケストラ版」と原曲の「ピアノ版」が収録されています。

演奏について言うと、最後の「キエフの大門」の冒頭に至る部分から、最後までは、鳥肌もの。さすが全盛期のカラヤン−ベルフィルの盛り上げ方は、とにかく素晴らしい。

この録音は、「キエフの大門」での、鐘の音の強弱の変化が激しいが、オーケストラの中で、打楽器を、これだけ強弱をつけて打ち鳴らすというのは、奏者はもちろん、指揮者にも相当、自信がなければ出来ないことだと思う。

その点でも画期的な演奏だ。


わずか800円ちょっとで、有名なラヴェル版とオリジナルのピアノ組曲版が聞けるというのは、信じられないほど贅沢である。
 

ムソルグスキーは、ピアノ組曲としてこの曲を作った(自身ピアノの名手であったそうだが、あまりピアノ曲は好まなかったらしい。)が、彼が生前有名でなかったこともあり、この曲はほとんど演奏されていなかった。

それを一躍有名にしたのが、ラヴェルによる編曲版であった。


ラヴェル版は、鮮やかなトランペットの音色で始まる「プロムナード」が有名だが、他の部分でもトランペットが巧みに使われている。

「カタコンブ」や「キエフの大きな門」でのトランペットも鮮やかである。

特に、「キエフの大きな門」では、トランペットの音色が雄壮で、門を中心とした街並みまでもを想像させる効果を持っている。


他方で、本来の形であるピアノ版もよい。

プロムナードはもちろんのこと、「古城」の静かな雰囲気や「殻をつけたひなどりの踊り」のコミカルさは、むしろピアノ版でこそ真価を発揮していると思う。

名曲を聞き比べられて、しかも1000円以下。実に良心的である。


“絵”の作品の世界観も曲に出て聴きやすいし、「プロムナード」にしても曲の合間にモチーフを変えて登場したり最後の「キエフの大きな門」でも同曲の主題がフッと出てきて作品としてみても十分聴き応えあります。
 
「展覧会の絵」をオーケストラとピアノで聴けて一度で二度お得なうえ、この価格は安い!
 
個人的にオーケストラ版とピアノ版を聴き比べてみてどっちかていうとピアノ版のほうが展覧会に行ってるような感じです。


ムソルグスキー:展覧会の絵(ピアノ&オーケストラ版)
(アマゾン)





ムソルグスキー:組曲≪展覧会の絵≫(管弦楽版・ピアノ版)(楽天)





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2011年05月29日

3年は楽しめるお薦めのクラシック音楽★ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番

★ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番:地球の上の美しい世界

何度も映画のテーマ等に用いられ、すっかり哀愁帯びたメロディーがすっかりお馴染みとなったラフマニノフのピアノ協奏曲2番を、現代最高のラフマニノフ弾き、アシュケナージが演奏した名盤です。


とにかく名盤の誉れ高い録音。

ハイティンク率いるコンセルトヘボウ管弦楽団の、どこまでもひろがるロシアの広大な大地のような緩やかなバックに、アシュケナージがロマン溢れるアルペジオを展開する様は、まさに圧巻。

まったく文句のつけようがない、ラフマニノフの決定版である。

1楽章の凄まじさといったらこの上ないし、2楽章の抒情感も、泣けてくるほど。

3楽章も、抜群のセンスのをもったアッチェランド(急に速くなる)で、魅了する。


とにかくバックがすごい。

すさまじく、そして美しい弦楽セクションが、この曲全体を支配している。

トゥッティの迫力も、この上ない。

こんな美しい世界が地球上にあったのだろうか・・・・・・・。


ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調&第4番ト単調






【送料無料】ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番・4番




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2011年05月21日

おすすめのクラシック音楽★シューベルト『未完成』

おすすめのクラシック音楽★シューベルト『未完成』:美しい旋律と叙情性に彩られた未完の名曲

考えてみれば交響曲の題名に『未完成』とつけるとはずいぶん人を食った話だ。

小説だったら一片の価値もない。


シューベルトは、この交響曲の第1楽章と第2楽章と第3楽章20小節目まで書いて、いったん中断した。


たった2つの楽章だけでも、これほどまでに美しい曲なのだから、第4楽章まで完成していたら、どんなに素晴らしかっただろう。

実は、なんと幻の第3、第4楽章を模倣して作った曲まであるという。


スピルバーグ監督のSF映画「マイノリティ・リポート」にも、この曲が効果的に使われていた。

ほかのシューベルトの作品と比べても格段に美しい曲だ。

流暢に流れ出すメロディのあとには叙情的なメロディ。

未完にして完成された交響曲第8番だ。

下記のアルバムに入っている「シューベルト交響曲第9番:グレート」も最高だ♪

カラヤンも若い指揮をしているよ。



シューベルト:交響曲第8番&第9番






シューベルト:交響曲第8番《未完成》&第9番≪ザ・グレート≫/カラヤン(ヘルベルト・フォン)[CD]...





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2011年05月15日

意外と官能的なブラームスはお好きですか?

★ブラームス『交響曲第1番』:重厚だけど官能的なブラームスはお好き?

ブラームスと言えば、音楽室で見た髭面で苦虫を噛み潰したようなイメージ。

でも、彼の作品は意外にロマンティックでしかも官能的なのだ。

ブラームスは生涯で4曲の交響曲を書いた。
この第1交響曲を完成させるのになんと15年間もかけ、1876年、43歳の時にようやく日の目をみる。


尊敬するベートーヴェンの後継者として『第9』に続く『第10番』のつもりで自らの交響曲第1番を書きあげたのだ。

その痕跡は、第4楽章にあの『第9』の「歓喜の歌」を思わせる旋律が出てくることからもわかるだろう。

この歓喜のメロディが始まると胸がジーンとくる。



確かに彼の作品は重厚で地味だが、人間の真実の叫びがあることも事実だ。


僕はブラームスが好きです。



▼ブラームス『交響曲第1番』バーンスタイン指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (アマゾン) 
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ラベル:ブラームス
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